ショパン幻想即興曲
今回の発表会の最後に弾きました
国立音大の助教授だった山本万里子先生に、高校生の時から指導して頂いていたのですが
初めてこのショパンの幻想即興曲で誉めてもらった時のレッスンが忘れられない思い出なのです\ ♪♪ /
山本先生のレッスン室には2台ヤマハとスタインウェイがあり、普段はヤマハでレッスンをするのですが、
ショパンを弾き終わったあと、
「こちらのピアノで弾いてごらんなさい」
とスタインウェイの前に座った時のこと、戸惑ったことを覚えています
スタインウェイは上手な演奏の時しか弾かせてもらえないよと、後に同じ門下の先輩から聞いた時、飛び上がるくらい嬉しかったのです
それが去年の年末にお亡くなりになられたと聞き…
山本先生の思いもこめて発表会にショパン幻想即興曲を弾こう!と決めました
弾きながら山本先生のことを何度も思い出しました
学生の時には気付かなかった先生の言葉や、楽譜に書かれたひとつの線の意味
大人になってから弾き直すと、ああ、こういうことかと気付くことがたくさんありました
中間部に穏やかな場面があるのですが、そこの装飾音符全てに丸がついていて
ん?弾けているはずなんだけど?
と、今指導して頂いている高田江里先生に聞いてもらったのですが、
「装飾音符って名前の通り«飾り »よね?どうせ飾りを付けてお出かけするなら綺麗な飾りを付けたいわよね?汚い飾り付けたくないわね」と…苦笑い
装飾音符を適当に弾いていたんだ(´×ω×`)
まだ高校生の時から成長してないーー!
高田先生に「生徒にかっこいい自分を見せてあげられるといいわね!」と励まして頂きました!
迎えた発表会、本番でも山本先生のことを思いながら弾きました( ˘ᵕ˘ )先生、ありがとう
発表会後、生徒さんのおじいさまが私の演奏をDVDにしてくださいました(❀╹▿╹)
私の両親も発表会に行きたかったなぁと言っていたので
DVDを送ったらとても喜んでくれました
温かいお気持ちに感謝です
そして子どもたちにも「先生のピアノ上手だったよ〜」
と誉めてもらえて嬉しかったなぁ〜
山本先生、高田先生ありがとうございます( ˘ᵕ˘ )