ピアノ教室を初めて今年の5月で丸15年が経ちます。
この15年で色んな事がありました。しみじみ(._.)
振り返ると一番の変化は自分の子どもの成長かもしれません。
私の老化も否めませんが(^^)
娘がついに3/3に卒業し、4月から社会人として独り立ちです。
今まで私の教室を支えてくださった皆様のお陰で、我が子も大きくなったと本当に感謝しております。
娘とは同性のせいか、または初めての子どもだったせいか、口うるさく言ったことも多く、娘との距離感は小学校高学年くらいの頃からとても難しかったです。
その口うるさく言ったことは自分の嫌なところに似てほしくない気持ちであったり
こんな風な女の子になって欲しいという高い理想を持ちながら娘のことを見ていたのかも?
そんな私に対して反抗心が沸き上がったかもしれません。
あの時あんなこと言わなきゃよかった、なんてこともたくさんあって、自分の子育てを振り返ると全部いちからやり直したいという気持ちで悲しくなったこともありましたが
子どもはそんな親と子の世界よりも、もっと広い世界で色んな経験をしながら成長していたんだと
卒業式を見て気づき、娘のことがとても遠い存在に見えました
まだまだ狭い視野で娘のことを囲うように今まで見てたんだなぁと反省・・・
子育てに正解はないってだれかに言われて、ほんとにその通りと思っていましたが、
SNSに流れてくる仲良し親子を見ると、もっと娘と仲良くしたかったと後悔の気持ちもよく沸き上がりました
でも今やっと、娘の価値観、考え方、何かに対する感じ方が娘とはいえ自分とは違うし、その違いを尊重しようという思いにやっと・・・ほんとにやっと行きつきました。
自分の未熟さを子どもから教えてもらった感じです。
自分が大切にしたい人に対して盲目になる気持ち、すごくあると思います。
でも自分の子どもとは言え、自分とは違う個人なんだ、と思うと少し子育てが楽になるかなぁって思います。
もっと楽しく子育てしたかったな(*^-^*)